ゼミ(演習)の進めかたについて

ここに書かれた内容は過去の内野演習の進め方を元にしています。

今年度募集からゼミの履修が2回生秋学期からになるのに伴なって
内容に大幅な変更がある可能性もあります。



2回生秋学期: まず、勉強。とにかく集中して基礎理論を学ぶ。 
--------------------------------------------------------------------------------
  
とにかく、徹底的にマーケティングの勉強をしてもらう。予め指定されたマーケティングの項目に対して、最低5冊以上の専門書を読み、レジュメを作成・提出する義務が毎週、全員に課せられる。項目毎に毎週、レポーターが指名され、その内容に関して発表を行なう。レポーターが少しでも理解不足の場合、他のゼミ員がその補足をしなくてはならない。内容の理解がいい加減な場合、罰レジュメもしくは罰レポートが課せられる。要するに、全員がきっちりと指定された項目の理解をしてこないと、次々に質問が飛び火して、翌週までの課題が次々と増えてゆくことになる。 

おそらく、今まで行ったことのない勉強方法を強いられることになる。「この本の何ページから何ページを読んでまとめなさい」といった具体的な指示は一切ない。例えば「広告・プロモーション」「価格ミックス」といったタイトルだけが出され、その内容を含む専門書を探し出し、内容を理解し、他の本の内容と比較検討した上で自分の理解を表現できるように準備しておく必要がある。そしてそれをコンパクトに凝縮して、1枚の紙にまとめる技法が求められる。これだけではない。ゴールデンウィークの間には、10,000 字程度のフル・レポートが2本、課せられる。課題を理解して、資料を探して、読んで、理解して、まとめて、凝縮して、表現する。何度も、何度も。 

同時並行で、コンピューターの基本的操作法、少なくともワードプロセッサと通信、インターネットとデータベース、表計算の基本の習得が必要になる。ゼミの連絡や資料配付は全てネット経由を予定している。レジュメやレポートは手書きを排除するので、いやでもPCの活用は必要。パワーポイントによるプレゼンテーションも要求される。 

だから、欠席は認めない。クラブやサークルの都合などはもっての他。遅刻も、厳禁。当然、罰レポートの対象。1回休むと、ついてこれなくなるかもしれない。正直、辛い。苦しい。根性のない人間は、次々と脱落してゆく。僕はそれも当然、と思っている。楽をしたいのならば、何もゼミなどに入る必要はない。学生時代のある期間、頭が爆発するほど集中して知識を詰め込み、脳細胞をシャッフルして、自分の「知的体力」の限界を試してみる事がいかに大切か、僕は自分自身の経験から声を大にして主張する。 
 

果たしてこの半年、自分に何事が起こるのか、ものの見方、特に企業活動に対する視点がどのように変化するのか耐えながら、自分自身で見守っていて欲しい。 
 
 
 

3回生春学期: ケース・スタディの連続。グループ・スタディ。 
 

--------------------------------------------------------------------------------
  
3回生、ゼミらしい内容が本格的に始まる。少人数の班に分かれ、ケース・スタディを行なう。これは、企業が直面する様々の課題を具体的なシチュエーションとして描き出した数頁〜数十頁のリポートで、主にアメリカのビジネススクールで用いられるもの。多様な職種、業界、そして異なる立場で求められる状況分析と意思決定の場面が記述されている。前期で学んだ基礎理論を元に、マーケティングが求められる応用問題に取り組む。 

ゼミの時間までに班の中での十分なディスカッションが必要になるし、ゼミの時間中は他の班と自分たちの回答の比較・分析と討論が求められる。 
 

長期休暇の課題は一切なし。そのかわり、中途半端な生活は認めない。徹底的に、悔いのないように徹底的に自分の時間を楽しんで欲しい。借金をしてでも海外に出るのを大いに勧める。
 

3回生秋学期:ケース・スタディと自分の研究課題を確定。 
 

--------------------------------------------------------------------------------
今年度のゼミ生から生まれる新たな時間。「もっと沢山のケースをやりたかった」という先輩たちの意見を元に、さらに勉強を深めていく。
他大学のゼミとのディスカッションや、公募されている論文コンテストへの応募など、「挑戦」をキーワードにする活動が軸になる。

この時期、2泊程度の合宿を予定している。目的は卒業論文の構想を固め、発表する事。同時に、就職活動に関して語れれば、と思う。 

後半は、自分自身の未来のために使って欲しい。 要するにその期間は、就職活動なりその他の資格試験の勉強が優先する、という事。 
 

--------------------------------------------------------------------------------
4回生春学期:卒論の構想を固める。
 

--------------------------------------------------------------------------------

4回生秋学期:卒業論文の完成に向けて。 
 

4回生の後半は、毎回が卒論の発表会。全員の前でテーマの設定、問題意識と着目点、分析と問題点の発見、そしてその解決法といった視点から自分の卒論の内容を発表し、コメントを受ける。不十分な場合は当然、再発表。卒論提出は1月末日。内容によっては再提出を求める(過去、一例あり)。 
 

卒業式の日、祇園のお茶屋に舞妓ちゃんを呼んで「卒業を寿ぐ会」を行なうのが、恒例となっている