担当教員の紹介

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大園享司(おおそのたかし)大阪府生まれ。


大学で林学を、大学院で森林生態学を学びました。
博士課程では、京都府北部のブナ林で3年にわたって野外実験を行い、落葉が菌類によってどのように分解されるのかを生態学の観点から明らかにして学位論文にまとめました。

助手の職を得た後も、菌類と落葉分解の研究テーマに継続して取り組んできました。
岐阜県の木曽御岳山にある亜高山帯林、沖縄の通称「やんばる」とよばれる亜熱帯林、タイ北部の熱帯季節林、カナダ北部の北極ツンドラなどで比較研究を実施。
カナダのブリティッシュ・コロンビア州でポスドクとして1年過ごし、温帯針葉樹林の微小菌類の生態について研究しました。

前任の京都大学生態学研究センターでは、分子生物学的手法を用いた菌類の多様性解析に取り組みました。
オーストラリア北部の熱帯雨林における野外調査や、知床世界自然遺産・琵琶湖集水域を対象とした生物多様性プロジェクトに参画。
2009年には南極地域観測隊として南極大陸を訪れ、極限環境下でたくましく暮らす生物の姿に感動しました。

趣味は、散歩、旅、温泉、キャンプ、バレーボール、テーブルゲームなどです。


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研究課題 ・ プロフィール ・ 主要著作