和菓子

京都の和菓子といえば、干菓子や饅頭といった高級菓子ですが、このイメージは江戸時代にできたものです。
それ以前は餅、羊羹、饅頭、団子といったもので素朴な菓子が主流でした。古くからそういった菓子を作っていたのが、現在和菓子の老舗として有名な虎屋、川端道喜といったかつての禁裏御用菓子屋です。
このような菓子屋と御所との間にはどのような関係に着目しました。

川端道喜
室町時代から御所御用の菓子屋。東京遷都まで「御朝物」と呼ばれる餅を毎朝献上した。

虎屋
後陽成天皇(15861611)の在位中より御所御用の菓子屋。

二口屋能登
江戸時代前期の元禄14年(1701年)より禁裏御用の菓子屋

松屋山城
江戸時代前期の承応年間(164855)創業の禁裏御用の菓子屋。


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