| 自己紹介
キリスト教の思想的研究から出発して、東西の思想や文化における宗教的な契機、要素、影響などへ関心を広げ=深めているところです。
受験生へのメッセージ
西田幾多郎が「宗教心に気付かざるものは、哲学者ともなりえない」と述べたように、宗教と哲学とは本来密接な関係にあると考えられてきました。しかし、宗教に懐疑的であることが時代の趨勢であるかのようないま、哲学することの意味も再考する必要があるかもしれません。例えば、環境や生命などへの現代的な関心も、単に「外に問うわたし」ではなく「内に問われるわたし」という内なるいのちへの、その意味で宗教的な視点をともなう問題ではないか、といったことを考えてみたらどうでしょうか。
穴を深く掘るためには、周囲も広げていかないと掘り進むことができないように、一つの問題を本当に深く考えつくすためには、問題の周囲にも目を向ける広い関心が要求されます。哲学を学ぼうとする皆さんに知的な好奇心と冒険ごころを期待します。
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