ミシェル・ダリシエ 准教授

  主要担当科目

 哲学基礎演習、歴史哲学

   自己紹介

 元々パリ第6大学でロボット工学を専攻していた時に、ハイデッガーの『存在と時間』を読んで衝撃を受けました。その後、ソルボンヌとナンテール大学に編入し、カントやフッサールなどのドイツ哲学を専攻しました。それに加えて、ここ数年は西田幾多郎を始め、現代日本哲学と西洋哲学に跨がって研究しています。
特に興味があるのは、20世紀における存在論からの逃走ないし超越の試みです。例えば、ハイデッガーの解釈的現象学や西田における「場所的論理」、またレヴィナスの他者論や分析哲学がいうところの「言語論的転回」など、様々な角度からこの課題を追求したいと思っています。ちなみに私はフランス人です。

 

 

 

 

研究室にて

 

  受験生へのメッセージ

 哲学を勉強するために、言うまでもなく論理はその中心を占めます。実は感性と情熱も欠かすことのできない要素になります。そして哲学を学ぼうとする行為は、自身の哲学的「自覚」を目覚めさせることになるとも言えます。あなたも「哲学の道」を辿ってみてください。
一言で哲学を学ぶと言っても、色々な方法があります。学生たちには外国人の私を通して、ヨーロッパの哲学と日本の哲学の両方に触れてもらえたらと思います。机上の知識だけにとらわれることなく、学生同士積極的に批判、評価、議論し合いながら活き活きとした哲学を探究してくれることを願っています。