GUESTS  LECTURES DURING CLASSES

授 業へのゲストスピーカーの招聘

  私の担当する授業で は、学生に政治に対するよりいっそう積 極的な関心と行動をとらせる目的で、現場の政治家、政治関係のジャーナリスト、NPO関係者、また他にもオピニオン・リーダーとして地域や国内、国際的に 社会や政治の分野で活躍している人たちをゲストスピーカーとして招き、政治に対する考え方についての講演をお願いしている。以下、過去の講演者の方々を何 人か紹介する。
  2004年7月1日、共同通信社の論説委員である西川孝純 氏をお招きし、『若者が変える日本の政治』というタイトルでお話をうかがった。西川氏は30年以上に及ぶ記者生活のほとんどを政治記者として過ごされ、日 本政界の表裏のいろいろな話が織り込まれ、かなり面白い内容であった。まず、野党第一党の社会党が批判政党に安住し、自民党は派閥政治に明け暮れた「55 年体制」、役所が主導する「護送船団方式」「縦割り行政」、タレント議員、二世議員、小泉政権の問題点などに対する厳しい批判が展開され、終了後もたくさ んの質問がよせられ、参加者の積極的な意欲が見られた。



  2004年11月 11日、前衆議院議員である木幡弘道氏を迎えて『我が国の政治の現場』をテーマとした講演が行われたが、氏は地方議員としての経験もあり、そこから地方政 治と国政の問題点をわかりやすく解説された。日本政治の現状の問題点についての例を挙げ、果たして日本は民主主義国家なのかという提示を学生に与えなが ら、現状は、若者の数の減少が無思考型保守主義の蔓延を招いており、若い世代が政治家を志向しないと民主主義国家は確立できないので、常にリベラルな視点 を持って欲しいと学生に訴えられた。




  2004年11月18日、オイスカ開発教育専門学校校長である友田和臣氏を迎えて『国際 協力の実際―NGOの活動現場から―』という内容で講演していただいた。まずODAとNGOなどについての解説に始まり、外交戦略としてのODA(イギリ ス、フランス、アメリカ)や、どのような国つくりを目指すかといった概論について話していただいた後、現在のオイスカの具体的な活動内容などについても例 を挙げて話が進み、実際にこういった活動に関心を持つ学生からは、講演の後も友田氏との間にいろいろな質問が交わされた。


  2004年12月9日、参議院議員の松井孝治氏を迎え て『政治家と官僚の役割について』話していただいた。現役の政治家の視点から、霞が関と永田町との関係、官僚の天下り、族議員の問題、日本とアジアの関 係、アメリカとAPEC、与野党の関係、首相の仕事ぶりなど、日本政治の様々な面について語られた他、自分が政治家を志した理由や自分の政治に対するヴィ ジョン、民主党のマニフェストの作成方法などについても精力的な話が行われた。


  ゲストスピーカーに対する学生の反応:左は松井議員 の講演後における学生の質問。右は友田氏の講演後、関心の強い学生が集まってさらに話を交わす。

  2005年5月6日、フリージャーナリストの安積明子氏による、『日本の政治をどう見るか:本当は面白い永田町の内幕』というタイトルでの講演が行われた。氏は、学生に対する基本概念として政治における権力や金銭の流れなどをわかりやすく話したあと、ジャーナリストとしての視点から、それを月刊誌や週刊誌、夕刊紙がどのようにとらえて報道するかといったことまでを解説された。また、選挙に際しての候補者の選び方、ジェンダー政治が叫ばれるなかでの女性政治家の実情といった、なかなか一般には知られないような政治の裏側のことまでをたいへん生き生きと描写され、学生にとっても政治の新しい側面への知識が喚起されたようだった。
   

  2005年6月3日、朝日新聞社京都総局長の樋口修氏による、『政治過程におけるマスコミ』というタイトルでの講演が行われた。氏は、まず紙面の作り方の解説として、取材の進め方から人名、写真の扱い方などについて、最近のJR宝塚線の脱線事故や、昨秋の台風被害、和歌山カレー事件など、印象的な事件をとりあげながら解説され、これについては学生も興味深く聞き入っていた。また、さらにそれらの材料を用いてどう記事を書いていくか、という記者の視点からの分析や、単なる報道だけではなく社説などの問題提起や世論の喚起といったことについても触れられ、新聞のもう一つの役割についても話された。そしてこれからのIT時代において、新聞メディアはどのような形をとるべきかということについても独自の観点から意見を述べられ、特にマスコミを志望する学生などには有意義な話をいただいた。

   

  2005年6月10日、第43回衆議員選挙民主党公認候補の岩波薫氏から『社会活動実践から政治参加へ』についてのお話をいただいた。人はなぜ政治家を目指すのか、という動機について、氏はご自分の体験に基づいて、いろいろな例を取り上げながら進めていかれた。平成維新の会へ参加し、東京や横浜での議員選挙にスタッフとして関わったこと、その際の政策提言にあたっていろいろな取材や運動を行ったこと、またご自分でも政策実現のサイトやグループなどを設立し、政治に対するコンサルタント役を努められるようになったこと、などである。そして、いよいよご自分が直接参加者として立候補する決意を固められるところまでも裏話を含め、詳しく語っていただいた。候補者の公募、選挙区における政党や地域でのしがらみなど、なかなか解決の難しい点や、それに対する対応についてなど、具体例を挙げながらのお話は非常に感慨深いものであり、学生にとっても政治をいっそうリアルに印象づけるものとなった。

   

  2005年6月17日、参議院議員松井孝治・政策秘書兼東京大学先端科学技術研究センター客員研究員佐々木孝明氏をお迎えして、「政治過程における議員スタッフの仕事と役割?政策秘書としての体験を事例に?」というテーマでお話をうかがった。議員のスタッフとしての日常について知ることによって、議員の仕事とはどんなものなのかを具体的に知る機会となった。まず政策秘書とはどういったものなのか、という仕事内容の説明に始まり、それが議員との関係、与野党での立場の違い、政党内部での仕事、国会質問の作成、そのもととなる陳情の扱いなど、なかなか書物や報道では触れることのできない内容であっただけに、学生もかなり興味をもって聞き入っており、終了後の質疑応答も活発なものがあった。

   

  2005年6月24日、参議院議員松井孝治氏をお迎えして、「わが国統治構造の課題と展望」というテーマでお話をうかがった。現役議員の視点からの日本政治の現状分析という現実的で重要なテーマの講演であった。具体的には政官の役割分担、国家と地方の権限、官民の関係といったことから、国民主権という骨格について鋭い分析を加えられた後、それにからんだいろいろな問題点、たとえば各組織同士の依存の強さ、情報公開の未熟さ、マクロ、ミクロ双方からの視点の欠落、天下りや年功序列主義の弊害などについて、今後の課題として批判をされた。また、族議員の問題、マニフェスト選挙といった、現在話題となっているトピックについてもわかりやすく解説され、学生も自らが今後有権者として関わる部分についての問題意識をいっそう促されたようであった。

 
  2005年11月4日朝日新聞東京本社政治部長の持田周三氏をお迎えして「政治報道を 現場から考える」というタイトルでお話いただいた。特に最近の総選挙につい て、小泉首相の特異性、政党のメディア戦略と報道側の問題点、講演の直前に あった内閣改造、などをもとに政治記者の生態に関する話を聞いた。具体的に は、朝日新聞政治部の構成と規模、また政治関連の記者クラブについて、規模 や取材方法などについての解説もあった。そして選挙の結果を踏まえた形で、 これからの日本政治、またそれとジャーナリズムとの関わりについて、たいへ ん貴重なご意見をいただいた。
 
  2005年11月18日 衆議院議員北神けいろう氏による英語のスピーチ "Why I am in Politics"が行われた。北神氏は、なぜ政治家になろうとしたかという動機に ついてこと細かく話された。そして政治家を志すにあたっての有権者との関係 や、選挙運動中の行動などについての話もされた。氏は、第44回衆議院選挙に て近畿比例で初当選後の、永田町における現在の活動、つまり 衆議院予算委 員会、日本国憲法に関する調査特別委員会所属、民主党副幹事長などといった 職についても詳しく解説をいただいた。
 
  2005年12月16日 外国人ジャーナリストのトニー・マクニコル(Tony Mcnicol)氏を 迎えて、"Japanese Media and Politics: Experiences of A Freelance Foreign Correspondent"というテーマでお話いただいた。 マクニコル氏はマ スコミと政治との関連について、フリーランスの外国人ジャーナリストとして の日本での経験に基づいて論じられた。例として、ある雑誌の編集長が逮捕さ れたことや、日本における政治風刺漫画の役割、日本のマスコミにおける外国 人ジャーナリストの存在などを挙げ、日本政治と社会がマスコミの将来に与え 得る影響などについての分析もされた。
 
  2006年1月13日、在日イスラエル大使館次席/公使のハイム・ホシェン(Chaim Choshen)氏による、"Diplomacy from Within" 『現場から見た外交』というテ ーマで講演が行われた。氏は、まず日本とイスラエルの交遊関係、さらに日本の中東政策(日本の資源の少なさと石油の輸入に対する依存度の高さ、パレス チナ人に対する支援、イラクとの平和活動における関わりなど) 、そして小泉首相のイスラエル、およびパレスチナ自治政府への訪問の計画とその理由、そ れから結果としてそれがキャンセルに終わった背景について説明を行った。ま た、外交という世界において、外交官同士の交渉のしかた、日本とイスラエル を比較した場合の、外交官と政治家、官僚の関係について、また他の裏の外交のありかたなどについても紹介した。
 
  2006年5月26日、京都市文化市民局共同参画社会推進部男女共同参画推進課課長の平井潔子氏を講師に、「男女共同参画社会に向けて」というテーマでお話 いただいた。昨今耳にすることの多い「ジェンダー」という言葉であるが、その認知は十分ではなく、誤解されたままであることも多い。平井氏はまず、ジ ェンダーの定義に言及され、家庭における家事分担など実際のデータを交えながら、男女共同参画社会とはどのようなものであるべきか、「ジェンダーフリー社会」の意味合いなどについて述べられた。また、男女共同参画の推進にま つわる国および京都市の取り組みも紹介され、学生たちは深く聞き入っていた。
 
  2006年6月2日、朝日新聞大阪本社論説委員の中村正憲氏をお迎えして、「社会におけるマスコミの役割」というテーマで講演が行われた。氏は2005年4月 25日に起こったJR福知山線脱線事故を例に、新聞社の“顔”とも呼べる社説がつくられる過程を詳細に説明された。加えて、氏が実際に書かれた社説をもとに、記事の書き方についても述べられた。多くの写真を見せながら講演が進められ、テレビ電話による会議の様子なども話していただいた。また、新聞社のシステムや就職試験に関しても言及され、学生からは積極的な質問が寄せられた。
 
  2006年6月23日、参議院経済産業委員会調査室専門員の世木義之氏をお迎えして『日本の政治過程における官僚の役割』というタイトルでお話を伺った。氏 は政治過程における国会、政党、官僚の意思決定に関して言及し、派閥、族議員、松下政経塾などのキーワードを交えながら“永田町”と“霞ヶ関”の関係について語られた。また、公務員を目指す学生からの質問に対して氏は「同志社の学生が活躍できる場が必ずある」と述べられ、詳細な助言をいただいた。
 
  2006年7月7日、自民党衆議院議員の中山泰秀氏をお迎えして「こころで、世の中の音を観る。」というタイトルでお話いただいた。話のなかで氏は、日本の外交政策とりわけ北朝鮮の関係や中近東問題と日本の関わり方、日本の防衛システムなどについて説明された。また、所属する森派の理念や政策、政治家の政治的動機および仕事内容、さらには愛国心、政治的教育というテーマを取り上げながら、若者の政治参加への期待にも大変貴重な意見をいただいた。
 
  2006年7月7日、アメリカの3人の研究者、ノースイースタン大学のロバート・ ギルバート(Robert E. Gilbert)氏、アパラチアン州立大学のダン・ジャーマン(Dan German)氏、ニューヨーク市立大学・クイーンズ校のマイケル・クラスナー(Michael Krasner)氏をお迎えして「アメリカから見た日本」というテーマでお話いただいた。なかでも、日本の国内政治、外交政治、軍事・防衛、世界への貢献、日米関係などについて詳しく語られ、学生からも多くの質問が寄せられた (通訳:2回生 島瀬花子さん)。
 
  2006年11月17日、自民党衆議院議員の中山太郎事務所秘書の岩崎剛生氏を講師 に、「政治的候補者の用いるレトリックと聴衆の反応」と題してお話いただい た。話のなかで氏は特に、選挙期間中の演説家と聴衆がどのようにコミュニケ ーションを交わしているかを説明し、日本の演説かがいかにして聴衆から関心 を惹き付け維持するかを示すために演説家はどのような演説技法(レトリッ ク)を使って演説を行い、そのレトリックは聴衆にいかなる影響を与えるのか などについて独自の研究結果を講義された。
 
  2006年12月1日、丸楠恭一目白大学教授をお迎えし、「分散型政策社会の現状 と展望」と題 してご講演いただいた。 丸楠氏はまず、公共政策の立案・実 施・評価等に関わる人材が社会に広く 分散して存在している状況を「分散型 政策社会」と定義された。これに伴い 政府や官僚機構など「政策のプロ」た ちの役割も大きく変容していると言及 され、背景には政策の多様化・複雑化 や情報社会化の進展、橋本内閣時代の 行政改革や官僚の閉塞感を例に挙げら れた。政策系学部や学科の定着もその ひとつであり、オウム真理教事件や阪 神大震災が発生した「1995年」が公 共空間への関与意識を高めた契機であ る と述べられた。 講演終了後には参加者との質疑応答 が行われ、熱心に意見を 発表する参加 者の姿が印象的であった。
 
  2007年1月12日、ジャパンタイムズ大阪支社次長のエリック・ジョンストン (Eric Johnston)氏を講師に"Reporting Japanese Politics: A Foreign Journalist's View"と題してレクチャーいただいた。氏は近年の日本政治を取 り巻く環境の変化や、それに伴うジャーナリズムの内容や性質の変化について 説明し、日本における既存メディアのレポーターたちの経歴と実績を紹介、と りわけ日本の英文誌の問題点についても指摘された。外国メディアは日本の政 治を報じる際に4つの視点、すなわち近代化民主主義、部分的民主主義、半分 民主主義/半分寡頭政治、名ばかりの民主主義を強調していること、さらに現 代日本におけるマスコミの取り上げる争点および日本の政治の将来的展望につ いても語られた。
 
  2007年1月19日、京都府議会議員の佐川公也氏をゲストに、「国家および地方政治におけるリーダーシップ」に関してレクチャーいただいた。話の中では永田町政治からはじまり、自民党と民主党の相互関係、京都における市民参加まで詳細にお話しいただいた。特に氏は、自身が政治家を志した動機や府議会議 員としての活動、将来の京都府政、若者の政治への関わり方をわかりやすく熱心に述べられた。学生は日本の政治家や彼らの仕事に関する問題意識をいっそう促されたようであった。
 
 2007年5月18日、参議院議員の松井孝治氏と学生が「わが国統治構造の課題と展望」というテーマで意見交換を行った。学生からは「なぜ民主党員となったのか」「なぜ衆議院ではなく参議院議員となったのか」というベーシックなものから、民主党マニフェストにおける現実性の問題や、小泉以降のメディア戦略の展望と可能性、政治家と官僚の「もたれ合い」、政党と支持基盤との関係性を問うものまで、多くの質問が寄せられた。参議院選挙を控えた政治家との「生の声」での意見交換は、非常に刺激的なものとなった。
 
 2007年6月22日、京都市市会議員の青木芳香氏をお迎えし、「新人議員から見た京都市会の現状と、現代における地方議会の役割」というテーマでお話しいただいた。青木氏はまず、4月に行われた統一地方選の結果と出馬に至るまでの経緯について説明され、実際の選挙活動の流れや費用などについても言及された。自らを「政治の素人」と称する青木氏が議員となって2ヶ月(当時)が過ぎたが、「条例などの成立過程が議員自身にも見えない現在の慣例を同僚議員とともに変えていきたい」と当面の目標も示された。
 
 2007年6月15日、衆議院議員の辻本清美氏をゲストに、レクチャーいただいた。学生時代、NGO団体「ピースボート」を設立したことが辻本氏の原点。その原点を振り返りつつ、政治家となるまでの経緯や、社民党、また「政党を変えたい」という辻本氏自身の今後のビジョンについて説明された。また、今回の授業の中心的話題でもあった政治家のイメージ戦略に関しては、自身のイメージカラーの例を挙げられた。関西弁で親しみ溢れるレクチャーは示唆に富み、熱心に聞き入る学生達の姿が印象的だった。
 
 2007年6月30日、共同通信社政治部次長兼編集委員の石井達也氏をお迎えし、「政治とジャーナリズム 永田町の舞台裏」と題してお話しいただいた。石井氏は、メディアが問題を取り上げることで世論が動き、政府を動かした年金問題を例に、政治とジャーナリズムの切って話すことのできない関係について言及された。また、石井氏は永田町の一日を説明するにあたって、首相・自民党・民主党の動きを時系列に沿って説明され、政治記者の特徴である番記者制度や、会見や懇談といった“永田町用語”も解説された。
 
 左は 2007年度のゲストスピーカーによる授業の風景。右は授業の特徴のひとつである、ゲストスピーカーに対して意見や質問をぶつける学生
 
 2008年5月23日、毎日新聞論説委員の与良正男氏をお迎えし、「永田町の舞台裏:政治とジャーナリズム」というテ ーマでお話いただいた。与良氏は新聞記者の立場から、メディアが世論をつくりあげていくというメディアの役割と大衆への影響力、また政治におけるメディアの重要性と政治とジャーナリズムの強い関係性をお話していただいた。福田政権における支持率やねじれ国会など現在日本政治の特徴とその背景についても分かりやすく説明し、ベテラン記者との交流は、メディアの役割と現代日本政治のリーダーシップなどについて学ぶきっかけになったようであった。  
 
 2008年6月20日、衆議院議員の山本一太氏による「山本一太の気分はいつも直滑降」を催した。国会議員活動、現在の日本政治、外交問題など、様々な経験からお話していただいた。今回は学生からの質問に山本氏が答えながら、政治家・リーダーの理想像、日本の政策決定過程、若者の政治への関わりに対する期待などについて話しを行った。学生の意欲と関心がさらに向上するとともに勉強するきっかけ、日本政治に対して自分の考えと疑問を持ち、それを議員に直接質問するという政治参加の有意義な機会になった。
 
 2008年6月27日、「ダブル・ケンタと座談会ー日本政治の課題と展望ー」講演会を催し、衆議院議員の松浪ケンタ氏と泉ケンタ氏をお招きし講演会を催した。両議員の自己紹介や学生時代の政治への関心についてから始まり、現在取り組まれている政策、自民党と民主党の違いと若者の政治無関心など学生からの様々な質問に両代議士とも分かりやすく答えた。「ダブル・ケンタ」の主張に対して受講生が真剣な態度で耳を傾け意見交換ができ、充実した講演会となった。
 
 2008年度のゲストスピーカーによる授業の風景。右は授業の特徴のひとつである、ゲストスピーカーに対して意見や質問をぶつける学生
 
 2008年10月17日、スウェーデンのルンド大学・東と東南アジア研究センターのピア・モーベルグ氏(Pia Moberg)をお招きし、“Leadership Training for the Future: The Policies and Practices at Matsushita Seikei Juku”を題にしレクチャーして頂いた。氏は松下政経塾に実地調査と体験入塾をしており、その体験を元に塾で育まれる日本的リーダーシップの形成過程について話をした。松下政経塾の理念を日本人の特徴的な宗教心との関連や塾生の生活様子や日本のリーダーシップにおける諸問題、将来の日本の政治リーダーシップの展望を述べた。
  
 2008年11月21日、参議院議員山本一太氏の政策担当秘書の矢野督氏をお迎えし、「国会での政策担当秘書の役割」と題して講演していただいた。氏は政策担当秘書に至までの自らの長野県庁職員時代の背景や経験・政策担当秘書になる動機を紹介した。そして、政策担当秘書に求められる条件や資格試験、また仕事内容、国会で働く業務や責任を伴う範囲を語った。また国会・永田町の舞台裏など現在の日本政治情勢に沿った話や政策担当秘書が知り得る様々な事情も参加学生にとって非常に刺激的だったようだ。
 
 2008年12月19日、ゲーテ大学フランクフルト・歴史政治分析研究所のソンヤ・ズメーリ(Sonja Zmerli)氏を講師に、“Social Capital and Political Trust: Cross-National Comparison”という題でレクチャー頂いた。氏はまず、社会的行動と社会・政治的信頼関係、政治的有効性感覚などの関係や他国と日本との比較を、実地調査研究の結果として紹介し、中でも社会関係資本と社会的関係が高いスウエーデンや北欧諸国との違いについてさらに述べた。講義は全て英語で行われ、参加した学生にとっては英語の専門用語の使い方など勉強になり、自発的な質問を交す機会にもなった。
 

 2010年5月14日、参議院議員・外務副大臣福山哲郎氏をお迎えし、「京都から世界へ:日本政治の課題と展望」というテーマでお話いただいた。話の中で氏は、対ヨーロッパや対アメリカ,対アジアなどといった日本の外交政策と日本の関わり方、さらには国連における日本の役割などについて、自らの体験を交えながら説明された。また、民主党や鳩山政権といったテーマを取り上げながら、政治家・リーダーの理想像、マニフェストや税制改革などの日本の政策決定過程、若者の政治への関わりに対する期待などについて話を行った。講演後には、学生達がそれぞれ思った疑問を直接質問するという、貴重な経験の場となった。

 

 2010年7月16日、朝日新聞政治グループ記者 (首相官邸、外交・安全保障担当)の金子桂一氏をお迎えし、「永田町の論理〜日本の政治とジャーナリズム〜」と題した講演及び学生との意見交換をしていただいた。講演の中で金子氏は、主に記者の日常や情報源である政治家との関わり、現在の政治事情について熱心に話された。また、政治ジャーナリズムの特徴、日本の記者クラブ制度のメリットとデメリットの側面についてもわかりやすく説明なさった。最後に日本政治におけるリーダーシップ、若者と政治活動についても話を伺った。講演時間の大半を学生からとの質疑応答に割いていただくなど、非常に活発で充実した講演会だった。

 
 2010年12月8日、関西外国語大学ポール・スコット(Paul D. Scott)教授を招き、“Japan and its Struggle with Peace and Security”というテーマで講義を行った。スコット教授は主に北朝鮮、ロシア、中国などの潜在的脅威に対する日本の防衛体制について論じた。また、憲法・特に第9条が防衛政策にどう影響を及ぼし、さらに北方領土や沖縄問題、日米安保条約などのテーマについても詳しく語った。最後に、「日本は平和国家と言えるか」「日本にとって最良の防衛策は何であるか」「1945年から1度も戦争を経験していないことが、日本社会や国益にどのようなメリットがあったか」などと問いかけた。講演後も、学生との質疑応答に応じていただくなど、盛況した講演会だった。
 

 2010年12月22日、共同通信社政治部副部長・石井達也氏をお迎えして「どうなる!?日本政治〜菅政権・永田町の常識と非常識」とのテーマでお話いただいた。具体的には共同通信社の、特に政治部の構成やそれぞれの記者の仕事などを紹介し、また政治関連の記者クラブなど、それぞれの規模と各記者の情報収集手段についても詳しくお話いただいた。さらに、菅総理の「仮免許発言」や「普天間問題」などを例に挙げながら、現在と未来の日本政治、またジャーナリズムや国民との関わりについても熱心に話された。

 

 2011年5月20日、読売新聞東京本社論説副委員長(政治担当)の飯田政之氏をお迎えし、講演をいただいた。講演は2部構成で、『新聞の政治報道と社説』というテーマについて話した後に、「浜岡原発の停止」というニュースについての学生との意見交換が行われた。意見交換の中では、賛成・反対それぞれの意見を黒板にまとめた上で、詳細なデータや数値などを用いて大手3紙に掲載された社説をそれぞれ比較するなど、わかりやすく説明していただいた。講演中、受講生達が飯田氏から意見を求められる場面も多々あったが、その際にはたくさんの学生が挙手し自らの意見を述べるなど、教室は活気に溢れた。

 

 2011年7月15日、ゲストスピーカーとして構想日本・運営委員パブリシティ担当ディレクター西田陽光氏を招待し、「政策ベンチャー構想日本の取り組みから日本の政治を再考する」というテーマで「学生との意見交換」をしていただいた。西田氏はまず構想日本との縁や取り組みや他団体との違い、また構想日本の強みなどについて説明し、特に事業仕分けなど、構想日本が中心となって行っている活動について詳しく解説した。その後構想日本の活動を通じて見た現在の政治の実態を述べた中で、日本社会におけるコミュニケーションの重要性について意見交換を行った。

 

 2011年11月9日、ジャパンタイムズ大阪支局・編集局報道部次長のエリック・ジョンストン(Eric Johnston)氏をお招きし、「The U.S.-Japan Relationship Under Prime Minister Noda: Stuck in Neutral?」という題でお話いただいた。ジョンストン氏は毎日新聞大阪支社などへの勤務経験をお持ちであり、日本の社会や文化に精通されておるため、講演でも実例を交えて明快に語っておられた。講演では、日米関係の重要性をデータを交えながら明示した後、日米関係の現状を『The Good, The Bad, The Ugly』の3つの側面から問題点と共に説明した。また結びに、将来日米双方のリーダーは交代するだろうが、その際に『Stuck in Neutral』になるかどうかが大切だと述べていた。講演後は質疑応答の時間も設けられ、受講生からは日米関係、また日米両国のメディアなどについての質問がなされた。

 

 2011年12月21日、Sueddeutsche Zeitung (南ドイツ新聞)東京支局長であるクリストフ・ ナイハード(Christoph Neidhart)氏を招き、「Fukushima Dai-ichi, Nagatacho & Yamato Nadeshiko: How Foreign Correspondents in Tokyo Inform the World about Japan」というタイトルでお話いただいた。ナイハード氏は記者の仕事について説明した後、福島第一原発事故やオリンパスの粉飾決算事件を中心に、日本にいる外国人記者はいかに対日イメージを作っているかを解説した。特に『日本政府は悪質な噂を広めているとして外国メディアを非難した。しかし実際には、政府は正確な情報を掴んでおらず、故に正しい情報を国民に伝えていなかったのである』と、上記の事件・事故に関する海外メディアの日本政府に関する報道例を挙げながら、政府の対応や東電の姿勢を厳しく批判した。

 

 2012年6月8日、NPO法人、環境市民理事の下村委津子さんと有川真理子さんを政治行動学の授業にゲストとして迎え、所属している組織の活動についてや自分がなぜ環境市民で働くようになったかといった経緯を詳しく語っていただいた。地球温暖化が叫ばれる中、環境対策の取り組みで先を行くドイツのモデルを例に取り上げ環境市民が今後どのような活動を行っていきたいかといった展望も語っていただいた。学生との意見交換では踏み込んだ質問なども数多く飛び出し大変有意義な講演となった。

 

 2012年11月14日、政策学部講演会に経済産業省・石油精製備蓄課・課長補佐の浅野大介氏をお招きし『政権交代と官僚-「政か官か」ではない-』というテーマでお話いただいた。浅野氏は、まず官僚の一日のスケジュールについて簡単に触れられた後、メディアなどで報じられる事が少ない、官僚の仕事の舞台裏について語られた。学生は、浅野氏の「官僚は新聞を読むなど、常に民意を気にしながら働いている」という話に特に関心を持っていたようにみられた。そして2009年の政権交代以前と以後では霞ヶ関はどう変わったのかについて、また、これからの日本の統治システムとして、政治家、官僚両方の力を必要とする「日本型ガバナンス」を提案され、学生にも日本の統治システムのありかたについてよく考えてほしいという問題提起をもって講演を締めくくられた。講演終了後には、学生や聴講に訪れた社会人からの質問が絶えなかった。「政権交代によるデメリットにどう対処するべきか」という興味深い質問もみられた。また、講演会の時間を過ぎた後も、個別に質問に訪れる学生も多くみられ、浅野氏も一人一人の質問に熱心に答えておられた (右の写真)。

 

 2013年1月9日、政策学部講演会に読売新聞東京本社政治部長の永原伸氏をお招きし、「政治記者の仕事〜政局・尖閣問題を題材に〜」というテーマでお話しいただいた。永原氏はまず、読売新聞の政治部がどの官庁に記者を派遣しているのか、また自らの経歴について、その時代に起こった湾岸危機などの出来事と合わせて説明された。比較的知名度の高い出来事を取り上げていた事から、受講生もす良く興味を持っていたようである。そして、1990年代から2000年代にかけておこったマニフェスト選挙の普及、衆議院選挙の中選挙区制から小選挙区制への制度改革について批判的視点から論じられた。一部を抜粋すると、より民意を反映できるようにはなったが、2005年の選挙以降は結果が極端に出やすくなり、政権の安定には寄与していないという趣旨である。また、第二次対戦中にも、急進的な変化を求めた結果日米開戦に至った事実を紹介され、急進的な制度改革や政策が必ずしも国益にはつながらないと述べられ講演を締めくくられた。講演終了後には、複数の学生が教壇に集まり、永原氏に質問したり、活発な議論を交わしていた。

 2012年度のゲストスピーカーによる授業の風景。

 2013年6月21日、政治行動学の授業において、神戸学院大学法学部教授の河田潤一氏を特別講師としてお迎えした。河田氏は講義を "『哲学する民主主義』周辺”と題され、市民文化(高い市民関与)と高い社会発展が制度パフォーマンスを上げ、強い社会を作ると訴えられた。講演の中でイギリス、ドイツ、アメリカ、イタリアなどにおける政治文化のあり方から現代民主主義と社会資本(ソーシャル・キャピタル)の関係についてまで幅広いテーマに関しては詳しく語っていただいた。さらにロバート・パットナム、ジェイムズ・ジェニングズ、チャールズ・ヘンリー、シーダ・スコッチポルの著作や彼らは政治行動における考え方についても解説した。

 2013年7月3日、Media & Policy makingの授業において、エルサレム・ヘブライ大学准教授のニシム・オトマズキン(Nissim Otmazgin)氏を特別講師としてお迎えした。氏には、“Media Industries and Soft Power: Japan's Diplomacy in Asia” と題して、日本のファッションやアニメ、音楽などの現代文化の力をソフトパワーとして外交に利用しようというユニークな発想の講義をして頂いた。文化帝国主義からグローバル主義へ移行した今、我々は容易に世界の様々な文化に触れ、生活の一部に取り入れ、相互依存関係を築いている。武力をもって国際政治にアピールするのではなく、現代文化を利用して、外交に介入する方法は軍事的な力を持たない日本にとって有効的だと言及された。氏は現在、エルサレム・ヘブライ大学で教鞭を取られている。日本の現代文化をきっかけに日本へ関心を持ったイスラエルの学生達に、日本の歴史や政治といった更に踏み込んだ内容の学習を促すことが課題であり重要である、と述べられた。公演終了後は、日本政府によるクールジャパンと称した国際文化交流活動は外交政策として機能しているか、などの議論で盛り上がった。

 2013年12月11日、関西外国語大学教授のポール・スコット(Paul D. Scott)氏を招き“Japan's Security Paradigm”というテーマで講義を行った。スコット教授は尖閣諸島が日本の防衛・安全保障の問題を議論するための出発点とした。主に北朝鮮、ロシア、中国などの潜在的脅威に対する日本の防衛体制について論じ、また憲法・特に第9条が防衛政策にどう影響を及ぼし、さらに日米安保条約などのテーマについても詳しく語った。レクチャーの中で「集団的自衛権」、「競合平和主義」および「消極的リアリズム」などの概念を取り上げ説明し、学生との質疑応答に応じていただくなど、盛況した講演会だった。

  2014年5月14日、英国ヨーク大学心理学部教授のピーター・ブル (Peter Bull) 氏を講師としてお迎えし、政治過程のなかでも談話(ディスコース)及びレトリックの特徴および効果について講義を行い、特に今まで行った研究テーマを中心にした二つの概念について詳しく説明を行った。一つ目は「どっちつかず」である。どっちつかずな話し方は、話し手がコミュニケーションの過程である事象を否定するか、あるいは肯定するかどちらかを選ばなければならない二つの選択肢のうち、とりあえず何かを言わなければならない場合で発生する。このような「回避-回避の葛藤」(avoidance-avoidance conflicts) は直接何を語っても悪い結果しか生まれないという状況で起こる。どっちつかずの話し方は直接的なコミュニケーションを回避するが、それは同時にある状況の下で直接的なコミュニケーションが悪い結果を生み出すのを避けることでもあると述べられた。また二つ目の概念は政治集会における政治家と聴衆との関係に焦点を当て、政治家は話す際に、どういった技術(修辞法)を用いるか、政治家の講演では、話し手と聴衆との間にどのような相互作用が発生するか、また聴衆の反応は、話し手の発表の内容や方法に即座にどういった影響を与えるかなどについて話された。講義の中では英国、米国、日本などのたくさんの例を紹介し、今後の研究における課題についても学生と意見交換を行い大変有意義な授業内容となった。

  2014年6月20日、立正大学心理学部教授の川名好裕氏を講師としてお迎えし、「コミュニケーションの心理」についてお話をしていただいた。講義では川名氏が自分の研究データをもとに、男女が異性に求める魅力が性差別に繋がっていることを語られた。講義の前半は、川名氏が出演されたテレビ番組を放映し、京都の鴨川に座るカップルが等間隔に並ぶ理由を心理学の視点から解説された。人間の無意識化における行動を参加者の身近な出来事に繋げることで、参加者は心理学に対する関心を一層深めることができたようであった。講義の後半では研究データをもとに、男女が異性に求める魅力を解説された。女性は恋愛対象として外見的魅力がある男性を選び、結婚対象としては社会的魅力のある男性を選ぶ。これに対して男性は恋愛対象も結婚対象も性的魅力のある女性を選び、女性の社会的魅力は重要視していないことが明らかになった。参加者は、川名氏の講義に時折頷くなどの同調行動をしており、講義後には川名氏に質問をしに来るなど、参加者にとって興味深い講義であったように見て取れた。

  2014年6月27日、参議院議員西田昌司氏を招き自由民主党政権における政治的・経済的話題または今後の課題について詳しく述べられた。特に「日本国憲法」というテーマを中心にとりあげ、これは第二次世界大戦の連合国側が策定したものであり自主憲法ではないため、「自分たちの国は自分で守る」という意識のもと、日本国憲法を無くさなくてはならないというのが主張であった。現在与党である自由民主党はそもそも護憲政党であったが、安倍晋三総理大臣の元、護憲から改憲へと変わりつつある。第一次安倍政権では、その改憲の動きが労組・マスコミによって支持率が下がることで止められたが、第二次安倍内閣では、未だに支持率は下降していない。また、西田氏は現在の日本国憲法に囚われている日本を「サファリパーク」と比喩しており、連合国によって策定された日本国憲法を使用している日本は、目の前に檻がなくあたかも自由に生きているかのようであるが、実際は囚われの身であるということだ。西田氏の講演は、強い語調で、熱意がしっかりと伝わるものであった。学生も、普段接することのない実際の国政の政治家の雰囲気に直に触れることができ、有意義な講義であったように見て取れた。

  2014年12月17日、ゲストスピーカーとして、ペンシルベニア州立大学准教授および広島市立大学訪問研究員では広島における第二次世界大戦以降の記憶や文化の研究をされているラン・ツヴァイバーグ(Ran Zwigenberg )氏に来ていただき 「Hiroshima and the Rise of Global Memory Culture」 についての講義をしていただいた。講義の前半では、「人と社会」について語られ、memoryという概念から考えると、人が抱くMemoryは記憶であり、社会が抱くそれは歴史であるという。 また広島の場合、「人=被害者、社会=連帯」と考え、国家として他国との連帯を重要視すると被害者を救済できず、被害者を救済すると連帯できないというジレンマに日本政府は陥ってきたが、その点を日本政府はどうしてきたか、ひとりひとりが考える必要があると、 ツヴァイバーグ氏は問題提起された。後半では、具体的に広島に落とされた原爆について語られた。戦後の、日本における平和祭典のポスターにきのこ雲が使用されていたことから、日本人は原爆が「仕方のないもの」として受け止めており、また、これには日本独特の「Shame to Pride(恥と誇り)」の観念が影響しているのではないかと氏は述べておられた。今回の講義は、日本の行いが第三者から見れば違和感があるという新たな視点を与えてくれたものであり、学生にとって有意義な講義であった。

  2015年6月5日、自由民主党衆議院議員の安藤裕先生にゲストスピーカーとしてきていただいた。安藤先生は先ず、人々が国の神話を知ることの重要性を説かれた。神話とは国の成り立ちであり、神話を知らないことは人々にとってマイナスであり、また国が亡びる原因であると安藤先生はおっしゃられた。また、受講生の神話の理解度を確認し、現在の学校教育における道徳の立場に警鐘を鳴らされた。 安藤先生は日本の経済状況についても語って下さった。日本の経済は様々なところから近いうちに「破綻する」と言われているが、日本は債権国であり、自国建て通貨であり、また、内需の国であるから破綻は絶対にしないと安藤先生はおっしゃった。このように、世の中には疑問符のつく情報が溢れ返っており、それに惑わされないため、本物を見抜く目を養う必要があると安藤先生は力強く、受講生に訴えかけられた。 安藤先生は、日本人として何をしなければならないか、今の若者には何が足りておらず、若者は何をすべきかを堂々と、力強く語って下さった。受講生は普段耳にすることのできない国会議員の生の話を聞いて、深く感銘を受けた様子であり、講義後も受講生の質問が続くといった白熱した有意義な講義であった。

 
 
               


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