【竹中憲法サロン20160120

◎(Equal Justice Under Law

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http://itakenak.doshisha.ac.jp2008(平成20628日更新

☆プロフィール
竹中勲(たけなか・いさお)TAKENAKA ISAO

同志社大学法科大学院(大学院司法研究科)教授〔20044月から〕

専攻:憲法公法

Eメールアドレス:itakenak@mail.doshisha.ac.jp

2016講義科目―1L憲法講義T

           2L

           3L

2016研究会

2016市民向け公開ページ

 

2016
「竹中憲法サロン第1回会合」のお知らせ
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28日に歓談した結果、「竹中憲法サロン第1回会合」を
以下の要領で開催することになりました(文責=西原、渋谷、小川)。
憲法サロン会合への参加は任意です。
自己のスケデュールに従い、無理のない程度で参加して下さい。

日時  :2008年7月12日(土)午後3時〜
場所  :寒梅館510号(竹中先生の研究室に集合し会場に向かいます)
テーマ :「憲法上のプライバシーの権利」
     懇談の素材は「早稲田大学講演会参加者名簿外部提供事件」です
     1)地裁=東京地判平成13・10・17=最高裁判所民事判例集57巻8号994頁
     2)高裁=東京高判平成14・7・17=最高裁判所民事判例集57巻8号1045頁
     3)最高裁(主文=破棄差戻)=最二小判平成15・9・12=最高裁判所民事判例集57巻8号973頁、
       判例時報1837号3頁、 判例タイムズ1134号98頁=(憲法百選22)
     4)差し戻し後の高裁=東京高判平成16・3・23判例時報1855号104頁
 

<“生(なま)の人間の生活に密着した憲法公法学”と
"
国民の目線に立って法律学的知見を駆使する法曹の養成”とを志向する>

2009度同志社大学法科大学院パンフレット13頁)





この画像(Equal Justice Under Law)は、アメリカ合衆国最高裁判所の正面をデジカメで撮影したものです。

<コメント>

20083月に科研調査(「高齢者法(Elder Law)」関連)のため、ワシントンDCを訪問したことがある。
第二次世界大戦記念碑(National World WarU Memorial)の一角に“Freedom is not Free”の
文字が刻まれている。
「自由は何らの努力なしに得られるものではなく、血みどろの犠牲を払って得られた貴重なものであることを銘記してほしい」といった趣意であろう。
日本国憲法前文・97条・12条などと通底するものがある。
また、合衆国最高裁判所(U.S. Supreme Court)の建物正面の上に
Equal Justice Under Law”の文字が刻まれている。
1776
年のヴァージニア権利章典や独立宣言で「人は創造主により平等に造られ・・」
と謳われつつも、
長い間奴隷制度の克服の道程を経験せざるをえなかったアメリカならではのものがある。
(白人・黒人等人種のいかんを問わず)「法の下に平等の正義を」との原理は、
“(人種、信条、性別、年齢、障害の有無、肩書、国籍などにとらわれることなく)
どの個人にも同等に正義が及ぼされなければならないとの原理・権利”
―換言すれば、“どの個人にも正義が及ぼされるように、
個人を基点とする適正な処遇がなされなければならないとの原理・権利“を
宣明したものととらえることができる。
それは21世紀にも妥当しうるものであり、日本国憲法13条と通底するものがある。
グローバル化の中、国際的人権保障の重要性は確認されるべきであるが、
このことと並んで、いやそれ以上に、日本国憲法13条が
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世紀生きる私(わたくし)たちに問いかけているものを再確認することの重要性
を銘記したい。」

竹中勲「障害児者・高齢者と生命自由幸福追求権・自己人生創造希求権」
障害者問題研究
361号(20085月号)2頁以下の「むすび」部分(7頁)より)。