研究内容

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■ 2023年度 研究テーマ

全体研究テーマ 「持続可能型社会構築に向けたエネルギーシステムの最適化研究」

【課題1】水素エネルギー社会実現に向けた 水素 製造 利活用・燃料電池技術開発

1)次世代高効率燃料電池システムの開発(稲葉

2)高性能燃料電池触媒開発(竹中

3)水素貯蔵複合粒子の合成と設計支援シミュレーションの開発(白川)

4)高効率低環境負荷の水素製造(平田)

5)水素火花点火機関の安定燃焼を実現する噴射システムの開発(松村)

6)対流熱伝達現象の局所構造の解明と熱伝達促進手法の開発(稲岡)

7)高効率タービン設計に向けた熱流動制御法の開発(原)


【課題2】水素エネルギー社会実現に向けた再生可能エネルギー 製造・利活用 技術開発

1)高性能二次電池及びその材料開発①(盛満)

  高性能二次電池及びその材料開発②(土井)

2)磁場下での熱電変換能を発揮する材料の開発(後藤

3)電力変換回路および高効率モータを含む電機システムの全体最適化(藤原・髙橋)

4)風車・水車の効率化に向けた素現象の解明(野口)

5)大気乱流における大規模構造の出現とエネルギーの流れ(高岡)

6)再生可能エネルギー最大化のための電動車両の充電系マイクログリッド連携の提案研究(松村)

7)都市系廃棄物・バイオマス完全エネルギー転換システムのLCA解析研究(千田

 

 エネルギ―変換研究センター プロジェクト

 

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ゼロエミッション技術を基盤とした環境調和型エネルギ―グリッドの最適化研究  2009年~2013年
地球環境規模の環境保全には、各種自然エネルギーや水素エネルギーの活用などの代替エネルギー資源へのシフトによる持続可能な社会の形成、エネルギー変換機器の高効率化による徹底した省エネルギー化、およびそれらによるCO2などの環境破壊物質削減による環境の保全と、各種有害廃棄物の究極的な低減によるゼロエミッション社会の構築を実現する必要がある。本プロジェクトでは、これまでの本学エネルギー変換研究センターでの、物質移動を伴う熱流体輸送、物理、化学過程等、基礎工学的な観点からの高効率エネルギー変換プロセス研究を深化させ,さらにそれらをシステム化および融合することで持続可能な社会形成の実現に寄与するエネルギー変換技術を集積した研究拠点の形成を目指す。すなわち、学術フロンティア推進事業「次世代ゼロエミッション・エネルギー変換システム」(平成15年度-平成19年度)の学術研究成果およびその後の国際的研究交流で培ってきた研究成果を基に、国外の諸機関との連携を推進し、事業実施期間中に環境調和型省エネルギー・ゼロエミッション研究の中心的拠点となることを目指すものである。ここでは、特に各種の再生可能エネルギー・エネルギー貯蔵装置・燃料電池・各種エンジン形式のエネルギー変換装置およびコージェネレーションシステムなどの更なる高効率化とゼロエミッション研究を推進し、それらを統合したホロニックエネルギーパスによる居住区・都市域の環境調和型エネルギーグリッドの構築を目指す。
学術フロンティア推進事業「次世代ゼロエミッション・エネルギ―変換システム」 2003年~2007年
文部科学省の平成15年度私立大学学術研究高度化推進事業の「学術フロンティア推進事業」に、共同研究プロジェクト「次世代ゼロエミッション・エネルギー変換システム」(プロジェクトリーダ:工学研究科教授 藤本元)が採択され、研究がスタートしております。
 本学術フロンティア共同研究プロジェクトを実施するために、本学・研究開発支援機構内に「エネルギー変換研究センター」を研究拠点として整備しました。
 本プロジェクトでは、環境保全のための最適なエネルギー変換過程の究明を目的として、自動車用・産業用および家庭用の汎用のエネルギー変換システム全般の基礎研究を行います。
 また、本プロジェクトでは大型研究装置として、「ガスエンジンコージェネレーションシステムとCO2ヒートポンプのハイブリッドシステム」を設置し、熱電併給の低公害・高効率利用形態に関するシステム研究も行います。